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ネイティブアメリカンが創るジュエリー

ネイティブアメリカンが創るジュエリーの特徴

ネイティブアメリカンとは、アメリカ先住民のこと。

今から1万5千年前に、ベーリング海峡をわたって初めてアメリカ大陸に足を踏み入れたのが、ネイティブアメリカンだと言われている。1492年のコロンブスによるアメリカ大陸発見、開拓を機に、多くのネイティブアメリカンは土地を追われることになるが、そこから多くの部族が発生し、今に至るまでその血筋は脈々と受け継がれている。

ネイティブアメリカンジュエリーの発祥については諸説あるが、
1850年頃、メキシコ人職人によって銀細工の技術が伝承されたという説が有力だ。
さまざまな部族がこの技術を学んだものの、現在まで伝統として守り続けているのは、
ズニ族、ナバホ族、ホピ族、サントドミンゴ族などに代表される。

それぞれの部族が創りだすジュエリーの特徴をご紹介

ナバホ族

銀細工を最初に始めたのがこのナバホ族。
ターコイズなどの石を大胆にあしらったデザインが特徴で、シルバーと石をつなぎ合わせる技術を高めたことによって、世界中から絶大な評価を得ることに成功した。もうひとつ、ナバホ族のジュエリーを語る上ではずせないのがタガネを使った「スタンプワーク」。長きにわたって受け継がれ、今現在も定番の技法として用いられている。

ホピ族

アメリカ最古の住民と言われているホピ族。
もともと農耕部族ということもあり、自然への崇拝心が強く、代用的なモチーフを見ても、太陽や雨、亀、熊、蜘蛛といった自然や生活に根ざしたものが目立つ。技術面では、細かな模様を描いて切り抜いたシルバー板を張り合わせる「オーバーレイ」を完成させたことで有名だ。このカッティング技術の評価は非常に高く、広く受け継がれている。

ズニ族

ズニ族は銀細工の技術が伝わる前から、石や木などを使って猟師のお守り、厄よけとして"フェティッシュ"などを創っていたと言われている。銀細工に関しての歴史は浅いものの、他の部族にはない繊細な技法を編み出しており、その代表的な技法が、石を小さくカットし花びら状に留め金にセットする「ニードルポイント」と、石をデザインに合った大きさにカットしてはめ込む「インレイ」だ。また、色鮮やかで絵画的なデザインセンスもズニ族の特徴のひとつである。

サントドミンゴ族

遊牧民族ではなく定住型農耕部族で、伝統的な生活様式を重んじることで知られるサントドミンゴ族。彼らのジュエリーにシルバーはあまり見られず、ターコイズや貝殻を一定の形にカッティングして繋げたものがほとんど。この「ヒシ」という技法は一見シンプルだが、カッティングには高度な技を必要とし、ネックレスなどは他部族の儀式にも用いられるほど高い完成度を誇る。


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